アーカイブ

 平成28年度通常総会が、7月22日()馬事畜産会館会議室において、農林水産省をはじめ関係機関より多数の来賓を迎え開催されました。

 はじめに加藤会長より開会の挨拶を述べ、来賓祝辞として農林水産省生産局畜産部畜産企画課畜産経営安定対策室 新川 俊一 室長、公益社団法人中央畜産会 南波 利昭 副会長よりご祝辞をいただきました。

 議事に入り、議長には茨城県畜産農業協同組合連合会 斉藤 功 会長が選任され、議案審議が行われました。以下の全議案いずれも原案通り可決承認されました。

 

第一号議案  平成27年度事業報告書、貸借対照表、損益計算書、

       キャッシュ・フロー計算書、注記表及び剰余金処分計算書の承認について

第二号議案  平成28年度事業計画及び収支予算の設定について

第三号議案  平成28年度における理事及び監事の報酬の決定について

第四号議案  定款及び定款付属書役員選任規定の変更について

全体写真①

本会概要を更新しました。

7月8日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成28年5月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の概算払の補填金単価が発表されました。

補填金単価の確定値は平成28年8月上旬に公表される予定です。

肉専用種    ―  円

交雑種     ―  円

乳用種     -  円

※肉専用種については、地域算定県(岩手県(日本短角種)、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

7月8日に独立行政法人 農畜産業振興機構より、平成28年度第1四半期(平成28年4月から6月まで)の養豚経営安定対策事業の養豚補填金の交付について発表があり、平均粗収益が平均生産コストを上回ったことから行われないこととなりました。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構のHPをご覧ください。

6月8日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成28年4月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の概算払の補填金単価が発表されました。

補填金単価の確定値は平成28年8月に公表される予定です。
(上段:確定値、下段:概算払)

肉専用種    ―  円

交雑種     ―  円

乳用種     -  円

※肉専用種については、地域算定県(岩手県(日本短角種)、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

 

5月12日に独立行政法人 農畜産業振興機構より、平成27年度第1~4四半期(平成27年4月から平成28年3月まで)の養豚経営安定対策事業の養豚補填金の交付については、平均粗収益が平均生産コストを上回ったことから行われないこととなりました。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構のHPをご覧ください。

5月12日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成28年1・2・3月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の補填金単価の確定値が発表されました。
(上段:確定値、下段:概算払)

1月 2月 3月
肉専用種 確定値
(概算払)
―  円
( ― 円)
―  円
( ― 円)
― 円
交雑種 確定値
(概算払)
―円
(―円)
― 円
( ― 円)
―円
乳用種 確定値
(概算払)
1,100 円
( - 円)
10,500 円
(6,500円)
17,500 円

※肉専用種については、地域算定県(広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、大分県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

平素より全国畜産農業協同組合連合会の業務および組織運営には格別なるご理解とご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、去る平成27年12月15日開催の全畜連の臨時総会におきまして、全畜連研修牧場を子会社化することの決定を受け、この度、平成28年2月1日付けで「株式会社ぜんちく那須山麓牧場」として設立し、平成28年3月1日から業務を開始することといたしました。
全畜連研修牧場は昭和42年に設立して以来、経済家畜生産の整備確立とその普及推進を図ることを目的として養豚事業の種畜および素畜の分譲や会員農家子弟の技術体得研修の場として運営して参りましたが、時代の経過とともに畜産を取り巻く環境の変遷に鑑み、新たな畜産の生産課題や経営課題に向けた畜産事業を行う牧場として運営して参りたいと存じます。
今後とも全畜連の会員との連携をもって運営をして参りますのでご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

全国畜産農業協同組合連合会
代表理事会長     加 藤  義 康

>>>>>株式会社 ぜんちく那須山麓牧場

去る2月2日火曜日、神戸市中央卸売市場西部市場にて、第71回 香川銘牛会「讃岐牛」共励会が開催され、盛会裡に終了しました。

今回の共励会は、日頃より当市場に出荷している「讃岐牛」と「オリーブ牛」のPRと肥育技術の向上を目的に、香川銘牛会より選び抜かれた肉牛24頭(雌20頭、去勢4頭)で行われました。

厳正な審査の結果、最優秀賞に輝いたのは山種易産業株式会社様より出品された去勢牛(枝肉重量439.4kg、格付A5、BMS12、ロース芯面積77c㎡、バラの厚さ9.3㎝、皮下脂肪の厚さ3.4㎝、歩留基準値77.1%、出荷月齢29ヶ月)でロース芯が大きく、ロース周りにもサシがよく入っているモモ抜け・体型・張りのいい枝肉であり3,360円の高値にて(株)ビージョイに落札されました。
共励会の成績は、A・B-4等級以上は23頭で95.8%、A・B-5等級以上は17頭で70.8%と非常に高かったのはもとより、特筆すべきは全体の体型・肉質が大変素晴らしく、購買者の方々に褒めていただくほど優秀な枝肉が揃っている、非常にハイレベルな共励会でありました。
また、雌の平均重量436.5㎏、平均単価2,946円、平均売上金額1,286,158円、去勢の平均重量479.9㎏、平均単価3,126円、平均売上金額1,500,503円と上物がなかなか売れない時期にもかかわらず、高値でご購買いただき、よい成績にて終了することができました。これも一重に御購買者と市場関係者の方々の御協力の賜物と紙面をお借りいたしまして深く感謝申し上げます。

【入賞牛成績】

受賞者 性別 血  統 格付
(BMS)
枝重
(㎏)
単価
(円)
売上金額
(円)
母の父
最優秀 山種易産業㈱ 去勢 光平照 福之国 A5(12) 439.4 3,360 1,594,495
優秀 高橋 充信 めす 美穂国 忠富士 A5(11) 476.0 3,250 1,670,760
山種易産業㈱ めす 美津百合 福栄 A5(12) 417.9 2,840 1,281,783
24頭平均 443.8 2,978 1,321,882

最優秀賞

去る1月24日~26日までの3日間、埼玉県さいたま市大宮区のさいたま市食肉中央卸売市場に於いて「第1回全畜連乳用雌牛枝肉勉強会」を開催しました。
この勉強会は本会会員酪農協をはじめとした酪農経営から出荷される乳用雌牛の牛肉資源としての価値を向上させることにより酪農家の経営安定に資することを目的にした初めての試みです。

1月24日に長野県、栃木県及び埼玉県の5団体より出荷された25頭の出品牛は翌25日に無事と畜解体された後、26日に公益社団法人日本食肉格付協会、さいたま食肉市場株式会社そして本会による厳正な審査の後セリ販売されました。

審査の結果、栄えある最優秀賞に南信酪農業協同組合 有限会社 北アルプス牧場出品の枝肉(格付B-3、枝肉重量488.5㎏、BMS№3)が選出され、セリ販売ではキロ単価1,229円の高値で株式会社ふじなわ様に落札頂きました。(その他の入賞牛は下表のとおり)
なお、出品牛25頭の平均枝肉重量は411.7㎏で平均キロ単価は746.3円でした。

セリ販売終了後、審査講評及び褒賞授与式がおこなわれ、公益社団法人日本食肉格付協会さいたま事業所の和仁達朗所長より最優秀賞の枝肉について「重量がしっかり取れており、肉色も良く脂質も粘りがありすばらしく、バラサシは和牛のように入っている」とのコメントを頂きました。
また、さいたま食肉市場株式会社 小熊健夫常務は情勢報告として「かつて県内のクーラーステーションなどで再肥育の乳用種枝肉の研究会を開催していたことがあるが、昨今ホルスタイン去勢の需要増に伴い経産牛についても特に肉まわりの良いものに強い引き合いがある。消費者にとって身近な牛肉として今後も継続的な出荷をお願いしたい。」と述べられました。

本勉強会は、冒頭で申し上げたとおり初めての取り組みでありましたが、出品組合酪農家やご購買者をはじめ関係各位のご協力のもと盛会裏に終了し、酪農経営における牛肉資源を再確認する機会となったと思います。

最後に多大なご協力を賜りました関係各位に感謝申し上げます。

褒賞名 出品団体 出品者 格付 枝肉重量 キロ単価
最優秀賞 南信酪農協 ㈲北アルプス牧場 B3 488.5kg 1,229円
優秀賞 南信酪農協 小林陽一 C2 436.5kg 841円
優良賞 ㈱福島牧場 福嶋勝正 B2 522.5kg 822円
優良賞 伊那酪農協 ㈲信州つつじヶ丘牧場 B2 423.0kg 773円

 

審査講評

(公社)日本食肉格付協会・和仁所長の講評

枝肉(原稿用)

最優秀賞受賞枝肉