5月13日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成27年1・2・3月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の補填金単価の確定値が発表されました。
(上段:確定値、下段:概算払)
1月 | 2月 | 3月 | |
肉専用種 確定値 (概算払) |
― 円 ( ― 円) |
― 円 ( ― 円) |
―円 |
交雑種 確定値 (概算払) |
25,700円 (21,900円) |
3,200円 ( ― 円) |
―円 |
乳用種 確定値 (概算払) |
61,900円 (58,100円) |
63,600円 (59,900円) |
57,100円 |
※肉専用種については、地域算定県(広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県)を除く。
詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。
去る4月20日、神戸市中央卸売市場西部市場にて、本会主催の第8回家畜事業神戸ビーフ共励会が開催され盛会裡に終了しました。
今回の共励会は、兵庫県産但馬牛の肥育生産者より、選びぬかれた出品頭数44頭(雌18頭・去勢26頭)にて競いあいました。
審査員の厳正な審査の結果、最優秀賞に輝いたのは、太田克典氏出品の雌牛(父:丸宮土井、母の父:菊俊土井、母の祖父:谷福土井)で、出荷月齢は33ヶ月、格付はA5、BMS№11、枝肉重量354.0㎏、ロース芯面積52㎠、バラの厚さ7.6㎝、皮下脂肪の厚さ1.8㎝、BCS№3、歩留基準値75.2%で、但馬牛らしい小ザシが全体に入っており、もも抜けの良い枝肉で、セリにて4,500円の高値にて、㈲太田家に落札されました。
〈最優秀賞受賞枝肉:太田克典氏〉
共励会の成績、格付状況は、A・B-4等級以上は79.5%あり、神戸ビーフ(A・B-4等級、BMS№6以上、枝肉重量470㎏以内)率は68.2%と、非常に優秀な成績でありました。
また、特に雌牛に素晴らしい枝肉が揃っており、雌の平均重量376.2㎏、平均単価4,048円、平均売上金額1,522,901円、去勢の平均重量411.2㎏、平均単価3,530円、平均売上金額1,451,956円の好成績にて、終了しました。
今回の共励会は前回の共励会と比べて、ビーフ率も平均単価も非常に高い共励会となりました。これも一重に御購買者と市場関係者の方々の御協力の賜物と紙面をお借りいたしまして深く感謝申し上げます。
(神戸事業所)
【入賞牛成績】
賞 | 受賞者 | 性別 | 血 統 | 格付(BMS) | 枝重(㎏) | 単価(円) | 売上金額(円) | |
父 | 母の父 | |||||||
最優秀 | 太田 克典 | めす | 丸宮土井 | 菊俊土井 | A5(11) | 354.0 | 4,500 | 1,720,440 |
優秀 | 太田 克典 | めす | 丸宮土井 | 福芳土井 | A5(10) | 373.5 | 4,475 | 1,805,125 |
〃 | 上田 伸也 | めす | 芳悠土井 | 照長土井 | A5(9) | 432.2 | 4,460 | 2,081,821 |
〃 | 木村 祥幸 | 去勢 | 丸宮土井 | 第2安鶴土井 | A5(8) | 398.2 | 3,995 | 1,718,074 |
44頭平均 | 396.9 | 3,731 | 1,480,979 |