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Monthly Archives: 11月 2012

  去る11月6日(火)に群馬県高崎市の小林畜産様に於いて㈲シェパード中央家畜診療所代表取締役松本大策獣医学博士による牧場での現場コンサルタントが、日頃本会高崎食肉事業所へ出荷していただいている肥育生産者の方々、群馬県家畜保健所、飼料メーカー等46名出席の中開催されました。
 今回コンサルタントを受ける小林畜産様は、交雑種去勢牛300頭規模の経営で、近隣の市場よりスモールで導入をしております。松本先生には今回育成牛をメインに見ていただきましたが、1頭ごと懇切丁寧にアドバイスをいただき、皆熱心に耳を傾けていました。特に昨今の枝肉販売価格の低迷の中、牛の疾病に対する予防・早期発見の適切な対応で、事故牛の低減を図ることにより畜産経営の安定に資するコンサルタントが行われ大変有意義な1日でした。
 夜には松本先生を囲んでの意見交換会が行われ大いに盛り上がりました。
 今回の現場コンサルタント開催に於きましては、関係各位のご協力を頂きました事に対しまして、紙面をお借りして御礼申し上げます。

平成24年11月29日に研修牧場において畜魂祭を開催しました。
私達の仕事、生活は家畜の尊い命の上に成り立っていることを感謝する1日でした。

 

 

 

先月行われました第一部黒毛和種雌牛の部に引き続き、
第52回農林水産祭参加行事である
平成24年度第41回全畜連肉用牛枝肉共進会第二部黒毛和種去勢牛の部が、
11月15日に東京都中央卸売市場食肉市場において開催されました。

今回の共進会は、出品頭数の多い順に茨城県12頭、北海道8頭、
宮城県7頭、宮崎県6頭、青森県・千葉県各5頭、熊本県4頭、
福島県・栃木県各3頭、秋田県・岩手県・沖縄県各2頭、神奈川県1頭の
各道県で生産された合計60頭で競われ、出品者も日頃から優秀な肥育成績を残されている方々です。

 

最優秀賞に選出されたのは宮城県の川口公司氏の出品で、
枝肉重量541kg、ロース芯面積116cm2、肉質等級A-5、BMS№12で、
単価3,001円の高値で競り落とされました。

 

 

 

 

 

 

 

優秀賞1席は、茨城県畜連・石崎均氏の出品で、
枝肉重量562kg、ロース芯面積84cm2、肉質等級A-5、BMS№11で、
単価2325円で競り落とされました。

優秀賞2席は、天羽地域肥育牛組合・高梨栄一氏の出品で、
枝肉重量503kg、ロース芯面積77cm2、肉質等級A-5、BMS№11で、
単価2011円で競り落とされました。

相場低迷の中、今共進会では平均売上価格が100万円を上回ることができ、
出品者並びに市場関係者、購買各社のご協力のもと、
盛会裏に終了することが出来ましたこと御礼申し上げます。

成績一覧はこちら

11月6日に独立行政法人農畜産業振興機構より平成24年度9月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)が発表されました。

肉専用種   46,300円

交雑種    111,000円

乳用種   82,200円

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構のHPをご覧ください。

11月6日に独立行政法人農畜産業振興機構より平成24年度第2四半期の養豚経営安定対策事業の養豚補てん金が発表されました。

平成24年度第2四半期(7~9月分)
1頭当たり120円

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構のHPをご覧ください。

 “和牛維新!地域で伸ばそう生産力 築こう豊かな食生活”とのテーマのもと、10月25日~29日に長崎県において第10回全国和牛能力共進会が開催されました。

 5日間の来場者は48万人余りと、5年前の第9回大会に比べ大幅に増加しました。本共進会は5年に1度の開催で、第1回目の開催から45年の歴史で、回を重ねるごとに規模は拡大しています。今回は全国38道府県から、それぞれの審査区に合計480頭の和牛が出品されました。

 なお、去勢肥育牛の部「第9区」において優等賞1席を受賞した宮崎県北諸県郡三股町の福永透氏は、日頃から本会へ肉用牛の出荷並びに飼料を利用いただいております。第9回大会では透氏の父君である福永昇氏が同じく第9区において優等賞1席を受賞されており、親子2代での連続受賞という快挙を成し遂げられました!! 😛

生体審査風景

 

 

子牛市場の平均価格(10月分)を掲載いたしました。
【こちらをご参照ください。(PDF)】